ジャム瓶の殺菌・脱気の方法

ちょっとしたテクニック


瓶に入れると全てのものがかわいく・愛おしく感じます。

お気に入りの瓶を利用して、手作りしたジャムやシロップを保存しましょう

ジャム瓶での殺菌方法を画像つきで詳しく説明します。

実際に瓶詰食品製造許可を持っている食品工場で行われている方法を紹介します♪

保存に向かない配合(砂糖の量が全体量の50%に満たない等)で作られた場合は殺菌できても長期保存できないのでご了承ください。


正しく殺菌、脱気されたものは常温保存できるので冷蔵庫のスペースを有効に使うことができますよ♪
たくさん作っておすそ分けしたいときにも活用できますね☺

保存の目安
糖度50度 4~6カ月
糖度40度 2、3か月
※常温保存
※開封後冷蔵保存し、2週間を目安に食べきってください。
※あくまで正しく殺菌、脱気処理された時の目安です。参考程度にしてください。

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瓶を消毒する

綺麗に洗った瓶を煮沸消毒します。
瓶が十分隠れるほどの水を入れ、5~10分ほど沸騰した状態を保ちます。
瓶がカタカタ音がするのが気になる方は鍋の底に布巾をしいてください。

アルコール消毒でもOK

瓶を逆さにして置き、粗熱をとる

触れる程度に粗熱をとってください。急いでいる場合は冷まさなくても問題ありません。

中身を入れる

中身が熱いと殺菌の時間が短くなりますが、冷めていても殺菌時間を調節すれば問題ありません。
容器の九分目まで入れてください。
瓶のスクリュー部分に中身がついているとカビの原因になりますので、綺麗にふき取って蓋を閉めてください。

蒸し器で15分。強火で加熱する

湯煎より蒸気のほうが熱伝導率が高いので蒸し器を使った殺菌がオススメです。
蒸し器がない方は鍋に瓶を入れ、半分程度浸かるところまでお湯を入れて蓋をしっかり閉めてください。

殺菌出来たら蓋を開けて膨張した空気を逃がす


蒸し器から出したら一瞬、蓋を開けて空気を逃がしてください。「シュッ」って音がします。
空気を逃がした後はしっかり蓋を閉めなおしてください。
やけどには十分お気を付けください。

冷めるまで放置

冷めるまで放置しておきます。瓶を冷水に漬けたりしないでください。温度差で瓶が割れてしまう可能性があります。

もう一点気を付けてほしいことが

瓶を逆さまに置かないでね


逆さまにするのは瓶の裏を殺菌するため、とか
脱気しやすい等の記事を見かけますが、蒸し器で均一に加熱しているので問題ありませんし、
また瓶がしっかり閉まっていない可能性もあるので中身がこぼれてくる可能性もあります。

瓶の中の空気が冷えていくと圧力が下がって蓋がほんのわずかですが凹んでいきます。「ペコ!!」と音がします。ここまでくれば完成です♪

もし脱気が成功しているか不安な場合は、④からやりなおせます。


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感想(64件)

保存食を楽しもう!!

その時期しか採れないフルーツなどをつかった、保存食。
自宅や身近な人と愉しむのであれば不要な保存料、添加物を使わずなくて良いのも安心です。

保存食を作って楽しんでください。

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